袖とジャケットの関係

私は二の腕が細いので、半袖になるとそれが目立ってちょっと困ります。

半袖って short-sleeve といいますが、このスリーブ。
もちろん「袖」ってことですが、英英辞典で見てみるとこんな風に書かれています。

[sleeve]
the part of a piece of clothing that covers all or part of your arm
【ロングマン英英辞典 より】

The sleeves of a coat, shirt, or other item of clothing are the parts that cover your arms.
【コウビルド英英辞典 より】

隠し持っています

英英辞典をみていると、こんな表現も出てきます。

[have something up your sleeve]
to have a secret plan or idea that you are going to use later
【ロングマン英英辞典 より】

If you have something up your sleeve, you have an idea or plan which you have not told anyone about. You can also say that someone has an ace, card, or trick up their sleeve.
【コウビルド英英辞典 より】

説明文を見る前は、なんとなく「袖の下」をイメージした方もいらっしゃったかもしれませんが、ちょっと違いますね。

袖に隠し持っている策ですから「秘策」という感じでしょうか。

こんな意味もありました

もう一つ。今度は単に sleeve ですが、こんな意味もあります。なんのことでしょうね。

[sleeve]
a stiff paper cover that a record is stored in
【ロングマン英英辞典 より】

A record sleeve is the stiff envelope in which a record is kept. (mainly BRIT; in AM, usually use jacket)
【コウビルド英英辞典 より】

コウビルド説明文にもあるとおり、これはイギリス英語で、アメリカ英語だと jacket という・・・。

そしてレコードに関するモノのようだ。

となると、これはレコードのジャケットのことですね。

今は、レコードどころかCDすら買わずにオンラインで音楽データを購入する時代ですが、やっぱりアルバムのジャケットってそのバンドの意気込みやアルバムのテーマなどが反映されていて、ジャケットの絵と音楽が揃って初めて一つの作品だと思うんです。

ジャケットの絵だけ見て買ってしまうこともよくありました。
好きなジャンルのアルバムジャケットって、なにか感じるところがあるんですよね。