今日は英文が盛り沢山ですよ。
さて、我が家の長男は、小学生の頃にチェスにハマったことがあります。
チェスのルールをご存知ですか?
私はいまだにルールがわからないし、長男も今はすっかり忘れてしまったかもしれませんが、将棋に似たゲームですね。
ただ、とった相手の駒を使うことはできないんですよね。
将棋ではそれができるために、後半になるにしたがって指し手の幅が広がります。だからコンピュータでつよい将棋のプログラムを作るのは難しいそうです。
で、将棋に「王将」や「金将」「香車」などがあるように、チェスにもキングやクイーン、ビショップなどが出てきます。今日はこれを見てみましょう。
女王様のほうが強そう
それでは、あくまでもチェスに関して、キングとクイーンを見てみましょう。
[king]
the most important piece in chess
【ロングマン英英辞典 より】
In chess, the king is the most important piece. When you are in a position to capture your opponent’s king, you win the game.
【コウビルド英英辞典 より】
[queen]
he most powerful piece in the game of chess
【ロングマン英英辞典 より】
In chess, the queen is the most powerful piece. It can be moved in any direction.
【コウビルド英英辞典 より】
キングは将棋でいう王将と同じで、もちろんこれがとられたら負け。
クイーンは「最もパワフルな駒」って書いてありますね。将棋でいうと飛車と角行をあわせた感じで、どの方向にも一直線にいくらでも進めます。どうやらチェスの世界はかかあ天下のようです。
ビショップってカッコいいですよね
次に、ビショップとルークを見てみましょう。
[bishop]
a piece in the game of chess that can be moved sideways over any number of squares of the same colour
【ロングマン英英辞典 より】
In chess a bishop is a piece that can be moved diagonally across the board on squares that are the same colour.
【コウビルド英英辞典 より】
[rook]
one of the pieces in a game of chess
【ロングマン英英辞典 より】
In chess, a rook is one of the chess pieces which stand in the corners of the board at the beginning of a game. Rooks can move forwards, backwards, or sideways, but not diagonally.
【コウビルド英英辞典 より】
英英辞典の説明文を読んで、これがどんな働きをするかわかりますか?
ま、これに関しては COBUILD の方を読まないとわかりませんが。
ビショップは盤面の同じ色のマスを進むことができるとあります。チェスの盤面は市松模様になっていますから、その同じ色のマスを進めるということは要するに角行のように斜め方向にずずっと進めるということですね。
対してルークは飛車と同じように前後左右に動けます。
というか、rookって「城」という意味なのですが、動くんだ・・・。
ナイトってカッコいいですよね
最後に出てくるのはナイトとポーン。
[knight]
piece with a horse’s head on it
【ロングマン英英辞典 より】
In chess, a knight is a piece which is shaped like a horse’s head.
【コウビルド英英辞典 より】
[pawn]
one of the eight smallest and least valuable pieces which each player has in the game of chess
【ロングマン英英辞典 より】
In chess, a pawn is the smallest and least valuable playing piece. Each player has eight pawns at the start of the game.
【コウビルド英英辞典 より】
ナイトはなんだか見た目のことを書かれて終わってますが(笑)。
動きが特殊なので説明しづらかったのかもしれません。
前後左右に桂馬の動きをするのがナイトです。
将棋をご存知の方ならすぐわかりますよね。
そしてポーンは歩兵ということで、将棋でももちろん同じ。そして、下っ端がたくさんいるのも同じで、歩兵が9駒あるのに対し、ポーンは8駒あります(ってちゃんと書いてありますね)。
それにしても、チェスと将棋で、駒の動きまで似ているというのはびっくりです。
将棋でいう金将、銀将、そして香車にあたるのがチェスにはない、逆にクイーンにあたる駒が将棋にはないのですね。