火と炎の違い=fireとflameの違い

ふと思ったのですが、火と炎ってどこが違うのでしょう。

国語辞典を引きたいところですが、このブログではやはり英英辞典を使ってみることにします。

まずはすぐに思いつく fire を英英辞典で見てみましょう。

[fire]
uncontrolled flames, light, and heat that destroy and damage things
【ロングマン英英辞典 より】

Fire is the hot, bright flames produced by things that are burning.
【コウビルド英英辞典 より】

ここですでに burn という単語が出てきてしまいましたが、fire というのはモノが燃えたときに出てくるもので、そのモノを壊してしまったりする。その燃えてしまっているモノ自体も含めて fire です。

そして、uncontrolled flames という表現も出てきます。制御できない、手がつけられない状態なんですね。

う~ん、これは flame も見ておかなくてはなりませんね。

[flame]
hot bright burning gas that you see when something is on fire
【ロングマン英英辞典 より】

A flame is a hot bright stream of burning gas that comes from something that is burning.
【コウビルド英英辞典 より】

ここでは、gas というのがキーワードになりそうです。つまり、気体が燃えたときに見られるのが炎、flame です。

例えばマッチを擦って火をつけたとき、マッチ棒の先端にあるのが炎です。穂のような形をしているヤツですね。

そして、それよりも大きくて木や家が燃えているようなときに出ているのが fire です。

なので、火事のときには fire なんですね。

ところで、先ほど on fire というのが出てきましたが、長いこと海外のロックを聴いていると、なんとなく on fire とか in flames という言葉が出てくるので、そのまま覚えてしまいます。

どちらも「燃えて」ということなのですが、in flames の方が火の勢いが強い感じがします。

on fire が「燃えて」だとすると、in flames は「燃え上がって」という感じでしょうか。in flames だと炎に包まれてっていう感じ、しますよね?

また、火が燃え上がる様子っていうのが、ヒトが何かに感情的に盛り上がるという意味で使われることがあります。

ハートに火がついちゃったり、恋い焦がれてしまったり。

恋かぁ・・・懐かしい言葉だなぁ・・・。