でも、ちょっと考えてみると、同じような意味でゴシップという言葉もあります。
何が違うのでしょう?
早速英英辞典を見てみましょう。まずはゴシップから。
[gossip]
information that is passed from one person to another about other people’s behaviour and private lives, often including unkind or untrue remarks
【ロングマン英英辞典 より】
ちょっと長いですが、ある人から別の人に向かって話される他者の行動や私生活とあります。
そして、後半では unkind だったり untrue だったりすることもあります。
unkind というのは、「不親切な」という意味もありますが、多分ここでは「ひどい」「悪い」という方がよさそうです。
要するに、噂話程度の粋を超えない程度の話という感じでしょうか。
次にスキャンダルを見てみましょう。
[scandal]
an event in which someone, especially someone important, behaves in a bad way that shocks people
【ロングマン英英辞典 より】
これは、ゴシップに比べるとなんだかちょっと重そうです。
特定の人、とくに重要な人が、人々にショックを与えるような悪いことをすること。
ということで、ゴシップ程度ならまぁ許せるというかダメージは少ないという感じなのに対して、スキャンダルはちょいヤバイって感じですね。
特に、芸能人や政治家、経済人などがスキャンダルに巻き込まれると、その地位を失いかねないということですね。
ま、図太い人はスキャンダルだろうがなんだろうが何食わぬ顔で人前に出られるのでしょうが。