バクテリアとウィルスの違い

この夏はまたコロナが流行っていますし、手足口病なども流行りました。

ところで、ワクチンっていうのは弱体化したバクテリアやウィルスを接種することで、病気を防ぐ、または症状を抑えるのですよね。

そこで、そのバクテリアとウィルスを英英辞典見てみましょう。

まずはバクテリアから

[bacteria]
very small living things, some of which cause illness or disease
【ロングマン英英辞典より】

Bacteria are very small organisms. Some bacteria can cause disease.
【コウビルド英英辞典 より】

続けてウィルスも見てみましょう。

[virus]
a very small living thing that causes infectious illnesses
【ロングマン英英辞典 より】

A virus is a kind of germ that can cause disease.
【コウビルド英英辞典 より】

違いがない??(まぁ辞典なので)

英英辞典を見る限りでは、全然違いがないようですね。

ちょっと調べてみると、まずウィルスの方がバクテリアより小さいそうです。

そして、ウィルスが増えるためには宿主が必要。バクテリアは細胞分裂によって増殖する。

とまぁ、こんな違いがあるようなのですが、これくらいにしておきましょう。

詳しい説明を読んでみたのですが、頭が痛くなりました(笑)。

単数形か複数形か

ところで、先ほどの説明文で virus は a very small living thing とか a virus となっていました。

でも、bacteria にはついていません。というか、コウビルド英英辞典では Bacteria are~~となっています。

virus は単数形なのですが、bacteria は複数形なのですね。

virus の複数形は普通に viruses です。

では、bacteria の単数形は?

もちろん英英辞典に出ています。

bacterium です。

ウィルスとバクテリアでは、こんなところも違っていたのですね~(ちょっと違う)。

コンピュータにもいた・・・

最後に、コンピュータのウィルスも英英辞典に出ているはずです。見ておきましょう。

[virus]
a set of instructions secretly put onto a computer or computer program, which can destroy information. When a computer that has a virus makes a connection with another computer, for example by email, the virus can make copies of itself and move to the other computer
【ロングマン英英辞典 より】

In computer technology, a virus is a program that introduces itself into a system, altering or destroying the information stored in the system.
【コウビルド英英辞典 より】

ということで、ずいぶんと長い説明文です。

ま、例によって「ふんふん~」と鼻歌でも歌いながら読んでしまいましょう。

専門的に見ていったら、いくらでも突っ込みどころはあるのでしょうから。