帰る家があるというのはいいですね。
やっぱりいちばん落ち着けるのが自宅ですよね。
ここで「家」というと、何も考えずに house といってしまいそうですが、実は一概にそういってはいけないようなのです。
ちょっと英英辞典で見てみましょう。
[house]
a building that someone lives in, especially one that has more than one level and is intended to be used by one family
【ロングマン英英辞典 より】
前からざっと見ていくと、もちろん「建物」です。
そして、人が住んでいますね。
問題はその次です。
more than one level があるので、平屋だとか二階以上(地下フロアもあるかもしれませんが)。
そして、一つの家族によって使われることが想定されている。
それが house です。
なので、マンションに住んでいる人が「自分の家」というときに、my house というのはちょっとおかしいのですね。
では、マンションに住んでいる人は?
[mansion]
a very large house
【ロングマン英英辞典 より】
あっれ?と思う方もいるかもしれませんが、これはこんな記事を書いたことがあります。
▼ マンションはマンションではない
https://e2dic.com/archives/297
大邸宅。
それが mansion です。
では、普通のマンションは・・というと。
[apartment]
a set of rooms on one floor of a large building, where someone lives
【ロングマン英英辞典 より】
ということで、集合住宅は apartment です。
最後に home を見てみましょう。
[home]
the house, apartment, or place where you live
(ロングマン英英辞典より引用)
ということで、house でも apartment でも、まとめて home といえるのですね。