猿の惑星に出てきたのは、結局何?

映画「猿の惑星」は本当にインパクトありますよね。

Planet of the Apes(猿の惑星)で出てきたのでご存知の単語ですね。

猿の惑星の創世記みたいな映画もありましたが、最近は本当にあんなことが起きてしまうのではないかって思ってしまうほどです。

ところで、先に「猿の惑星」というタイトルを聞いていると「なんで monkey ではないんだろう?」と思うかもしれません。

ということで、今日はその違いについて英英辞典でみてみましょう。

あと、なんと英英辞典には「猿の惑星」がちゃんと出ていたのでそれもあわせて・・・。

まずは ape のおさらいから。

[ape]
an animal that is similar to a monkey but has no tail or only a very short tail
【ロングマン英英辞典 より】

でしたね。類人猿です。

猿のようだけれどしっぽがない。

もうこの時点で、ape は monkey ではないということになります。

コウビルド英英辞典では次のように出ていました。

Apes are chimpanzees, gorillas, and other animals in the same family.
【コウビルド英英辞典 より】

チンパンジーやゴリラなどのことを ape というのですね。

考えてみれば、「猿の惑星」に出てきたのも、猿というよりはチンパンジーでした。

それでは、monkey もみておきましょう。

[monkey]
a small brown animal with a long tail, which uses its hands to climb trees and lives in hot countries
【ロングマン英英辞典 より】

A monkey is an animal with a long tail which lives in hot countries and climbs trees.
【コウビルド英英辞典 より】

サルです。

木の上に登って渋柿をカニに向かって投げつけるサルです。

そして、ロングマン英英辞典にはちゃんと「猿の惑星」が出ていました。

[Planet of the Apes]
(1968) a US film about a society in the future in which intelligent monkeys, who can speak, rule the world and control humans.

あれ?monkey ってなっている(笑)。