歌舞伎町あたりをよく通るのですが、本当に外国人観光客の姿をよく見かけます。
よく見かけるどころか、すれ違う人の半分は外国からの旅行者ではないかと思うほどです。
で、歌舞伎町では「客引きには注意!」というアナウンスが流れているのですが、英語のアナウンスも流れます。
そこで「客引き」として tout という単語が使われていました。
今日はこれを英英辞典で見てみましょう。
[tout]
someone who buys tickets for a concert, sports match etc and sells them at a higher price, usually on the street near a sports ground, theatre etc
【ロングマン英英辞典 より】
A tout is someone who sells things such as tickets unofficially, usually at prices which are higher than the official ones.
【コウビルド英英辞典 より】
歌舞伎町の客引きをイメージして読むと、なんだかちょっと違うかもしれません。
でも読んでみると、コンサートとかスポーツの試合でチケットを買ったり売ったりする人ですね。
で、大抵は通常価格よりも高く売りつけてきます。
これって、今はすっかり見かけなくなりましたが(と思いますが)、いわゆる「ダフ屋」ってヤツです。
昔はライヴに行くと、会場の前で声の枯れたおっちゃんが「余れば買うよー、なければあるよー」って叫んでいました。
ま、チケットのダフ屋だろうが飲み屋の客引きだろうが、そういうのは相手にしないにこしたことはありません。
なお、英英辞典には「scalperも見てね」と書かれていました。
[scapler]
someone who makes money by buying tickets for an event and selling them again at a very high price
【ロングマン英英辞典 より】
A scalper is someone who sells tickets outside a sports ground or theatre, usually for more than their original value.
【コウビルド英英辞典 より】