リスクヘッジの「ヘッジ」って??

NISA とか iDeCo が身近になったこともあるのか、リスクヘッジという言葉をよく聞くようになりました。

リスクヘッジというのは、いろいろなリスクを避けたり、損失を大きくしないようにするためにとる対応策、工夫のことです。

この「ヘッジ」とはなんなのか・・。

[hedge]
a row of small bushes or trees growing close together, usually dividing one field or garden from another
【ロングマン英英辞典 より】

A hedge is a row of bushes or small trees, usually along the edge of a garden, field, or road.
【コウビルド英英辞典 より】

bush は茂みということですが、茂みや背の低い木が集まっていて、庭と道との境にあるようなもの。

ん?なんか違いそうだけど??

これは「生け垣」ですね。

この単語、「迷路」の説明文にも出てきます。

[maze]
a specially designed system of paths, often in a park or public garden, which is difficult to find your way through
【ロングマン英英辞典 より】

A maze is a complex system of passages or paths between walls or hedges and is designed to confuse people who try to find their way through it, often as a form of amusement.
【コウビルド英英辞典 より】

コウビルドの方に出てきました。

between walls or hedges ということで、壁とか生け垣で作られた道、通路・・です。

さて、ヘッジに戻ると、hedge には先ほどとは違う説明があります。

[hedge]
something that protects you against possible problems, especially financial loss
【ロングマン英英辞典 より】

Something that is a hedge against something unpleasant will protect you from its effects.
【コウビルド英英辞典 より】

特に金融面での損失から資産を守るための仕組みが「ヘッジ」ですね。

株だけではなくて金も持つとか、国内株と海外株を適当な比率で持つとか・・ってことですかね。

ということで、冒頭であげた「リスクヘッジ」はこちらの意味でした。