花粉症の季節はだいぶ過ぎましたが、その時期にはティッシュが手放せないという方も多いと思います。
ティッシュという字を見たくもないという方も多いでしょう。
ですので、以後はカタカナではなく英語で書きます(そういう問題じゃない・・)。
綴りは・・・そう、tissue です。
[tissue]
a piece of soft thin paper, used especially for blowing your nose on
【ロングマン英英辞典 より】
A tissue is a piece of thin soft paper that you use to blow your nose.
【コウビルド英英辞典 より】
鼻をかむときに使う・・ということで、blow nose が「鼻をかむ」です。
よく商標名がそのまま一般名詞のように使われてしまうことがありますが、「クリネックス」といえば通じちゃいます。
我が家でもティッシュのことをずっと「クリネックス」と言っていたので、中学生になって学校の売店で「クリネックスください」と言ったらわかってもらえらなくて、初めて一般名詞じゃないということを知ったという記憶があります。
で、英英辞典にはもう少し他の意味が出ています。
[tissue]
light thin paper used for wrapping, packing etc
【ロングマン英英辞典 より】
Tissue or tissue paper is thin paper that is used for wrapping things that are easily damaged, such as objects made of glass or china.
【コウビルド英英辞典 より】
この説明をパッと読むとティッ・・・じゃないや、鼻紙(笑)のような気もちょっと違います。
鼻は関係なさそうで、何かを包むようです。
どんなものかというと、COBUILDの説明文にはglassやchinaとあります。
china はともかくとして、グラスなどを包むんだから、ラッピング用の薄紙のことですね。
で、china。
大文字で始まっていないので国の名前ではありませんね。
[china]
a hard white substance produced by baking a type of clay at a high temperature
【ロングマン英英辞典 より】
China is a hard white substance made from clay. It is used to make things such as cups, bowls, plates, and ornaments.
【コウビルド英英辞典 より】
これは、カップや皿などの磁器製品のことです。chinawareともいいます。
さて、長くなってしまいましたが、最後にもう一つ tissue にはこんな意味があります。
[tissue]
the material forming animal or plant cells
【ロングマン英英辞典 より】
In animals and plants, tissue consists of cells that are similar to each other in appearance and that have the same function.
【コウビルド英英辞典 より】
コウビルド では、この説明文が一番最初に出てきたので、tissue といえばまずはこれなのかもしれません。
読んでみると、動物や植物のセル(細胞ですね)でできていると・・・。
これは、ちょっと難しいですが「(生物の)組織」ということです。
脳組織だと brain tissue、神経組織は nerve tissue です。