これはどこのことでしょう(有名な2つのうちの1つ)

このシリーズでは最近アメリカに絡んだ場所が出てきましたが、ちょっと離れてみましょう。

英英辞典に載っている、次の英文はどこのことでしょう?

a canal in northeast Egypt which was opened in 1869 and which joins the Mediterranean Sea with the Gulf of Suez and the Red Sea. It is used by ships going between Europe and the Indian Ocean.
【ロングマン英英辞典 より】

答えは少し下にあります。

ざっと目を通してみると、まずはcanalなのですね。canalが何のことかわからなくても、次に進みましょう。

すると、具体的な地名が出てきて、エジプトの北東にあるということがわかります。そして、1869年にオープンしたのですね。

で、何かをつなげているわけですが、何をつないでいるかというとMediterranean Sea with the Gulf of Suez and the Red Seaとあります。

あ、答え、出てきてしまいましたね。まぁいいか。

最後にヨーロッパとインド洋を行き来する船に使われている。

ということで、これはスエズ運河のことです。

canalとは?

最初に出てきた canal は「運河」のことです。

スエズ運河だとわかれば、Mediterranean Sea with the Gulf of Suez and the Red Seaもどこのことかわかりますね。

gulfというのは「湾」のことなので、「地中海とスエズ湾のある紅海」ということになります。

このスエズ運河ができたことで、ヨーロッパからアジアに行くときに、アフリカ大陸を回り込む必要がなくなりました。

運河といえば、もう一つ有名な運河がありますが、それもいつか取り上げてみようと想います。