以前、柔道について英英辞典を見てみました。
https://e2dic.com/archives/260
このとき、ロングマンでは「日本のスポーツ」と書かれていたのに、コウビルドには書かれていなかったのでしたよね。
そして、そのときにおまけで見た「黒帯」には、柔道や空手の上級者というような説明がありました。
ということで今回は「空手」を英英辞典で見てみましょう。
空手はやっぱり日本なんだ・・・
[karate]
a Japanese fighting sport, in which you use your feet and hands to hit and kick
【ロングマン英英辞典 より】
Karate is a Japanese sport or way of fighting in which people fight using their hands, elbows, feet, and legs.
【コウビルド英英辞典 より】
コウビルドは柔道の説明文に「日本の」という言葉はありませんでしたが、空手ではついていますね。
やはり世界で親しまれている柔道とは違うのでしょうか。
ちょっと調べてみたら、2020年の東京大会で正式種目に採用された空手ですが、2028年からはオリンピック種目からも外れるそうです。
確かにエキサイトするような種目ではないかもしれません。
で、この空手。
説明文では fighting という単語が目につきます。
柔道よりも攻撃的な感じがしますね。
手や足も使って、さらに(コウビルドによれば)elbow も使って戦うのですね。
すべては受けから
でも空手では「人に打たれず、人を打たず」ということを聞いたことがあります。
攻撃は受けないけれども、積極的に攻撃をするわけでもないということでしょうか。
ですから、空手は「受け」から始まるそうです。
言われてみれば「形」というのも、相手の攻撃を受けてからそれを流して(?)、最後に相手を倒すという感じがしますよね。