たぶん60代以上の方だったら、「あご」をすぐに英語で言えると思うんです。
石原裕次郎の歌に「フックだ、チンだ」っていうのがありましたよね。
石原裕次郎といえば、私はもう少し後の世代なので、七曲署のボスというイメージしかないのですけれど。
で、この「チン」を英英辞典でみてみると・・
[chin]
the front part of your face below your mouth
【ロングマン英英辞典 より】
Your chin is the part of your face that is below your mouth and above your neck.
【コウビルド英英辞典 より】
顔の中でも口の下にある部分。そうですね。
では、二重あごは・・・
英語でもそのまま double chin です。
[double chin]
a fold of loose skin under someone’s chin that looks like a second chin
【ロングマン英英辞典 より】
If someone has a double chin, they have a fold of fat under their chin, making them look as if they have two chins.
【コウビルド英英辞典 より】
fold にはいろいろな意味がありますが、ここでは「折り重なる」「折りたたむ」といった感じでしょうか。
あごの下の部分が折り重なって、あごが二つあるように見える。
ん~、まぁ確かにそうですが、こう冷静に説明されるとなんだかな~って思います。
ちなみに今は販売されなくなってしまいましたが、昭和の人たちはケガをすると「赤チン」を塗ってもらったと思います。
この「チン」はヨードチンキの「チン」です。
あれ、赤黄色っぽい色がずっと残るんですよね〜。